豆腐ができるまで、その3
この機械は何かといいますと、
煮釜(圧力釜)です。
その2で出来た生呉(どろどろの大豆を潰したもの)を煮釜に入れ、沸騰するまで煮ます。
実は大豆は生のままでは毒があるそうです。
しかしご安心を熱を加えると毒はなくなります。
普段、煮釜は締め切りですが、撮影用に蓋を開けてみました。
真ん中の心棒には蒸気が流れていて、モーターの力でグルグルと回っています。
理由は蒸気熱で生呉を煮込むのですが、熱の伝わりを均等にするため
グルグル蒸気を出しています。
また業務用の豆腐煮釜ということで、
形状が丸くなっているのは蒸気熱が生呉を上手く対流させるようにです。
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